Revised 3/25/2008

Official Rules

第1条 試合場は6.0m x 6.0m以上の広さのマット、リングまたはオクタゴン等とする。
第2条 試合時間は5分1ラウンドとする
第3条 カテゴリーをビギナー、インターミディエイトと定義する。
第4条 階級は以下の通りに定める。
男子
1. 61.2kg以下級
2. 65.9kg以下級
3. 76.9kg以下級
4. 87.9kg以下級
5. 98.9kg以下級
6. 99kg超級
女子
1. 52.0kg以下級
2. 52.1kg以上級
第5条 出場選手の服装はスパッツ、タイツ、柔道着、柔術着、サンボ着、またはこれらいずれかの組み合わせが認められ、清潔で破損の無い物の着用が認められる。
第6条 レスリングシューズ、サンボシューズなど組み技競技用のシューズを着用する事ができる。
第7条 ヘッドギア、イヤーガード、マウスピース、ファウルカップ、サポーター、レガース、テーピングなどは怪我の予防、故障個所の保護などの目的において任意に着用する事が認められる。
第8条 全ての試合着、装具類は試合前に審判団によってチェックされ、この際、審判団により何らかの理由でその利用を禁じられたものの着用は認められない。
第9条 反則行為は以下の通りに定め、反則を犯した選手はレフリーに反則を宣告されるとともに−2ポイントの減点が科せられる。
1. 全ての打撃技。
2. 指への攻撃。
3. バスター。
4. 粘膜部分への攻撃、またはそれらを利用する行為。
5. 眼球へ直接圧力をかける行為。
6. 引掻く、噛み付く、抓る、またはそれに類する行為。
7. 髪、耳、鼻を掴むまたは引っ張るなどの行為。
8. 試合場から逃避する行為、または相手を押し出す行為。
9. 柔道着、柔術着、サンボ着以外の試合着を掴む行為。
10. 試合中に試合着を脱ぐ行為。
11. 相手の試合着を脱がせる行為。(道着をはだけさせるのはこの限りではない。)
12. 帯、腰紐を用いた攻撃。
13. レフリーまたは試合相手などを侮辱する行為。
14. レフリーの指示に従わない等の行為。
第10条 ビギナーカテゴリーの試合において、上記第9条に定められる反則に加え以下の行為を反則と定める。
1. 攻撃を伴わないクロスガード
一方の選手がクロスガードに相手を捕らえ、攻撃を行わない消極的な行為を行っているとレフリーが判断した場合「アクション」のコールが発せられ、選手がこれに反応しクロスを解く、または攻撃を仕掛けるなどをしない場合に減点が科せられる。
この反則を犯した選手はレフリーに反則を宣告されるとともに−1ポイントの減点が科せられる。
なお、5秒程度の攻撃を伴わないクロスガードを消極的とみなすものとする。
2. すべての関節技。
絞め技をのぞく、あらゆる関節技を反則とし、この反則を犯した選手は即座に失格を宣告される。
第11条 勝敗は以下の形で決せられる。
1. Tap Out (タップアウト)
関節技、絞め技が決まり相手選手がタップまたは口頭でギブアップを宣言した場合、関節技、または絞め技を繰り出した選手を勝者とする。
2. Choke Out (チョークアウト)
絞め技により相手選手が失神した場合、相手を絞め落とした選手を勝者とする。
3. Knock Out (ノックアウト)
投げ技等により相手選手が失神または試合続行が不可能な状態に陥った場合、相手を失神または試合続行不可能にさせた選手を勝者とする。
4. Technical Knock Out (テクニカルノックアウト)
競技中の正当な攻防で一方の選手が試合続行が不可能な状態にあるとレフリーまたはオフィシャルフィジシャンが判断した場合、試合の続行が可能な選手を勝者とする。
5. Decision (判定)
試合時間内に上記1〜4の形で決着がつかなかった場合後述の基準に従ったポイント判定を行いより多くのポイントを獲得している選手を勝者とする。
延長ラウンド終了時にポイントが同点の場合はDraw (引き分け) とする。
6. Default Victory (不戦勝)
相手選手が試合前または試合中に失格した場合、失格しなかった選手を不戦勝とする。
7. No Contest (無効試合)
両選手が失格した場合、またはアクシデントにより試合が成立しなかった場合、その試合をNo Contest (無効試合) とする。
第12条 選手は以下の場合失格となる。
1. 悪質な反則を犯した場合。
2. 反則行為により、相手選手が試合続行不可能になった場合。
3. 試合開始時に試合に臨める状態で試合場に現れなかった場合。
4. 試合中に試合着が破損し、かつレフリーが指定した時間内に替わりの試合着に着替える事が出来なかった場合。
第13条 ストップドントムーブを以下のように定める。
1. 選手が試合場から出そうになった場合レフリーは「ストップドントムーブ」を宣告し、両選手を試合場中央へ移動させた後、両選手の体勢を宣告前同様に再現した後試合を再開する。
2. 万一選手が試合場から外に出てしまった場合は両選手スタンド状態で試合を再開する。
3. 第9条8に則り、どちらかの選手に場外への逃避行為が見られた場合は逃避を行った選手に反則と減点を宣告し、両選手を試合場中央へ移動させ可能であれば体勢を再現し試合を再開する。
第14条 トーナメント戦で試合が引き分けに終わった場合以下の形で次のラウンドに進む選手を決定する。ただし公式記録の結果は引き分けとする。
1. どちらか一方の選手が反則を犯していた場合、反則を犯していない選手を勝者と同等に扱い次のラウンドに進む権利を与える。
2. 上記の方法で勝者と同等に扱うべき選手を決定する事が出来なかった場合は、1分間の「寝蜘蛛サドンデス」を行い、寝蜘蛛サドンデスの勝者を本戦の勝者と同等に扱い次のラウンドに進む権利を与える。
a) 選手は寝蜘蛛を受ける台として会場内にいる人間を自由に指名することが出来る。
b) 寝蜘蛛の台に指名された人間は公平な競技の進行のために可能な限り安定した台となることを心掛けるものとする。
c) 寝蜘蛛に際して試合着を変更することは許されない。
d) 寝蜘蛛の回転方向は選手の自由とする。
e) スタートポジションは台を後ろから制し、両手を台の両肩、両足をマットについた状態と定める。
f) 通常の寝蜘蛛と同じく、選手は台の両腕、両足の間をくぐらなければならない。
g) 台の両手、両膝は常にマットに接していなければならず、このうち一点でも意図的にマットから浮かせたとレフリーにみなされた場合、その一周はカウントされない。
h) 相手の腹部をくぐり、背部を通過し、回転方向側の手、肘、肩、頭など上半身の一部をマットに触れた時点で一周とカウントされる。
i) 両選手はレフリーの合図で同時に寝蜘蛛を開始し、終了の合図の際により多くの回数を回っていた選手を寝蜘蛛サドンデスの勝者とみなす。
j) タイムアップの際に周回数が同数の場合は、30秒の休憩の後再び寝蜘蛛サドンデスを行うものと定める。
第15条

評価の対象となるテクニックとそのポイントは以下の通りとする。

テクニック ポイント  
Take Down 1 両者スタンド状態から投げやタックルなどで相手をテイクダウンし制した場合テイクダウンした選手に1pointが与えられる
Standing Up 1 相手にトップを制された状態から立ち上がり、相手に正対した場合立ち上がった選手に1pointが与えられる
Pass the Guard 1 フルガードまたはハーフガードから両足を完全に越して相手を制した場合パスガードした選手に1pointが与えられる
Catch in the Guard 1 押さえ込まれた状態からフルガードまたはハーフガードに戻した場合ガードに戻した選手に1pointが与えられる
Sweep 1 ボトムポジションの選手がトップポジションの選手の攻撃に乗じて上下入れ替えた場合ボトムポジションからスウィープした選手に1pointが与えられる
Clean Sweep 2 ボトムポジションの選手が上下を入れ替えた場合ボトムポジションからスウィープした選手に2pointが与えられる
Mount Position 2 グランド状態で相手の胴体を両膝でまたぎ制した場合マウントポジションをとった選手に2pointが与えられる
Rear Mount Position 3 相手の胴体、脚部を両足で完全にフックし、相手を後ろから制した場合リアーマウントポジションをとった選手に3pointが与えられる
Big Throw Bonus +1 相手が宙に浮くようなダイナミックな投げ、タックルでテイクダウンした場合テイクダウンをした選手にボーナスとして+1pointが与えられる

注1 マウントポジションからリアーマウントポジションに移行した場合、2ポイント+3ポイントの計5ポイントが与えられるが、リアーマウントポジションからマウントポジションに移行した場合はリアーマウントポジションに対する3ポイントのみが与えられる。
注2 パスガードポイントは足を越すと言う行為に対して与えられるポイントである為、マウントポジションからサイドポジションなどの押さえ込みに移行してもポイントは加算されない。ただし、スタンドポジションからのテイクダウンの際に相手に足を絡まれることなく押さえ込んだ場合はテイクダウンの過程で足を越したものとみなしテイクダウン+パスガードの計2ポイントが与えられる。
注3上下を入れ替えた際に相手のガードの中にいる状態の場合にスイープと見なされ、相手のガードを越した状態の場合はクリーンスイープと見なされる。

第16条 上のルールに明記されていないアクシデントが発生した場合、レフリーの判断によりそれを処理するものとする。